ミュージカル テニスの王子様 〜 Addancement Match 六角 feat.氷帝学園
2006.8.18(金)14時開演  メルパルク大阪 メルパルクホール





この色はその場面の状況。(客席からステージを見て右側が上手、左側が下手です)

この色はキャストの台詞。
この色は歌詞。
この色は管理人の心の声や感想やツッコミ等。





第1幕


テニミュ恒例、テニスボールを打ち合う音やスニーカーでステージを走る時のキュッキュッという音が少しずつ大きくなって響いてきました。イントロが流れだし幕が上がります。
オープニング!新青学の登場です!


♪TRY AGAIN

  燃えるぜ〜新たに〜 青学Fight! 熱いぜ〜魂〜 青学Fight!
  Fight!Fight!Fight!青学Fight!

オープニングは青学の新曲!ダンサブルで勢いのあるナンバーでした。
一人一人がメンバーを紹介するように歌っていきます。

皆とてもいい感じに似ていて、皆歌上手い〜!!全員上手いって凄いですよ!?過去にないですよ!?(笑
でもやっぱり、つい安定感&安心感があって見ていられるあいばっち不二と鯨井ちゃん海堂に目がいってしまいました。
ってか!あいばっち!!綺麗すぎ!!セクスィーすぎ!!(〃▽〃)

そして明らかに部長よりも目立っていました。立ち位置の関係も出番の関係もあるでしょうが(苦笑
でも部長!キャスト感想でも書きましたが、原作手塚っぽくていいです!うん!>やっぱり私は部長好き(〃▽〃)


歌が終わり、青学メンバーが上手下手へとはけて行き、南手塚と桜田リョーマが残りました。

手塚「越前。2ヶ月前高架下のコートで言った事を覚えているか。・・・越前、お前は青学の柱になれ」

手塚が上手に下がった後、奈落から誰かがせり上がってきたと思ったら河合くん日吉!!そうです!ここできました青学vs氷帝の最後の試合の再現!
河合君の、前にもまして洗練された、それでいて迫力ある演舞テニスのフォームと下克上の歌!ゾクゾクして見惚れていました!(〃▽〃)

♪『下克上』
  
下克上だぜ〜潰せ! 

♪『マイ・ベスト・テンション』


  マイ・ベスト・テンション そうさこれがベスト・コンディション〜
  俺は壁を越える


氷帝戦の『あいつこそがテニスの王子様』の中から『下克上』の部分をメインにして歌っている感じでした。
そして同じくその歌の「Bset Tension」という部分をアレンジしたリョーマの新曲みたいでした。
上手下手からそれぞれ台が出てきて、下手の台の上にはタオルを頭から被って腰かけている跡部様がっ!!
上手の台の上には手塚が腕を組んで立っていました。

心拍数急上昇!!うわぁ〜〜〜ん!1年振りのかとべ様!!
逢いたかったです〜〜〜!!(>_<)


跡部「何としても勝て日吉。俺たちはここで負ける訳には行かない」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(>_<)>言葉にならない
・・・声聞いた瞬間泣きそうでした実は(苦笑


日吉「チビスケ、あと10ゲームはいける」
リョーマ「ふーん、俺あと20ゲームはいけるよ?」
日吉「減らず口を!」

そんな会話をしながら、氷帝戦の手塚vs跡部の時のように、見えないネットをはさんで向かい合い、グルグルと動き位置を変えながらラリーを続けます。そして審判のゲームセットコール。
日吉、跡部・手塚の乗っている台がそれぞれ下がり、入れ替わるように飛び出してくる青学メンバー。
センターに集まりそれぞれリョーマの、青学の勝利を喜びます。
余談ですが・・・フューチャリング氷帝という事で、どう氷帝を絡めてくるのか非常に気になっていました。手塚の出番が少ないから、ひょっとしたらあの頂上対決から振り返ったりするのかなぁ・・・と。
でも同じように六角戦では出番のないリョーマの控え試合からの再現で、心底ホッとしました。
あの頂上対決、あれは城たんとかとべ様で本当に見事に完成された、あの2人の伝説になる試合だと思うから、城たん以外の手塚で再現して欲しくなかったのです。だから本当に嬉しかった。
あの試合は、城たんとかとべ様の頂上対決は、初代メンバーと同じくらいテニミュの輝かしい伝説になったと思います。本当に凄い伝説になった・・・その伝説の試合に立ち会えた事を大切に胸にしまっておこうと思いました(T^T)

桃城「よくやった越前!」
リョーマ「チーッス」
乾「来週からの関東大会、2回戦からもかなりの強豪揃いだ。千葉の古豪六角中を倒さなければ、立海大付属とは戦えない」

原作での竜崎先生のセリフは中山乾が言っていました。

大石「お前達のガッツと負けん気があれば手塚の穴を埋められるはずだ」
桃城「どういうことっスか?」
大石「・・・手塚は明日から、九州へ行く事になった」

うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!(>_<)やっぱり寂しいこの宣言(T_T)
でも原作通りで良かった〜。ドイツとか言われたらどうしようかと思ったよ(笑(おぃ
ステージは暗転。新1年トリオの声が響きます。

「肩の治療の為だけど九州へ行っちゃうなんて・・・」「確か宮崎に青春学園大付属の病院があるんだよね?」「手塚部長抜きで関東大会大丈夫かなぁ・・・」

声だけだったので良く分かりませんでしたが、多分、カツオ→カチロー→堀尾だと思われます(笑
明かりがつき上手ステージ奥に部室のセット。センター手前に滝口大石と手塚がいました。

大石「手塚・・・正直お前がいなくなるのは不安だよ。俺なんかに部をまとめられるかどうか・・・」

下手ステージ奥からリョーマ登場。なにやら話している二人に気付いて様子を伺っていました。

大石「それにお前がシングルス1に居てくれたお陰で皆安心していつものプレイが出来ていた事も事実。・・・越前も強いけど、ぶっちゃけお前の1年の時の方が凄かったよな」

「ムッ?!」といった感じで反応するリョーマ(笑

大石「そうそう、あれ凄かったよな!落ち葉に当てるアレ!落ちてくる葉っぱにサーブを当てるやつ、26枚連続で当てた記録は誰も破れないだろうなぁ〜!ホント凄いよあれは!うん!」

そう言いながら上手に下がっていく大石(笑
大石に同意を求められた手塚は、「ん?」といった感じに片方の眉を上げ、頭に疑問符を飛ばしつつ大石に付いて行き退場(笑

リョーマ「フーン」

残されたリョーマは不敵に笑うと、下手側の天井から降って来る(落ちてくる(笑)葉っぱ目がけてサーブを打ちます。本当にハラハラと何枚も降って来ました。そしてボールが掠ったような小さな音もしました。凄い(笑
何度か挑戦しても当たらず悔しくなったのか
「にゃろう!」と言いながら、ついにはラケットで葉っぱを叩き落としに行きました(笑
その時上からビヨーンと毛虫がぶら下がってきて
「うわぁっ!毛虫!?」と驚いて尻餅をつくリョーマ(爆笑
そのまま「にゃ、にゃろう〜〜〜!」と泣きながら下手へ退場(爆笑
可愛いなぁ〜〜〜〜!!!(〃▽〃)


リョーマ退場と入れ替わりで、下手ステージ奥から高木桃城が、上手ステージ手前から大石・手塚が再び登場。


大石「桃城のヤツもパワーアップしたけど、まだ関東を勝ち抜くにはなぁ・・・。ぶっちゃけ2年の頃のお前のパワーの方が上だな」


「なにぃっ!?」という感じでバッチリ聞いている桃城(笑


大石「ただ闇雲に筋肉をつければいいという訳じゃないよな。もっと体全体を使って腰の回転で打てればなぁ・・・。そうそう手塚、アレ凄かったよな!切り株を倒すアレ!お前ボール当てて切り株倒せるんだもんなぁ!俺何度も挑戦してみたけどビクともしないぜ?凄いよなぁ〜ホント!あははは!」


段々わざとらしくなっていく大石(爆笑
そして!
先程同様に頭に疑問符を飛ばしながら聞いていた手塚は、「ちょ、ちょっ!?待て待て待て!何の事だ!?」と言わんばかりに手を伸ばしながら大石を追いかけて退場(爆笑>ツボ


正しくこんな感じ(協力・提供:『越後屋』お福さん)

か〜〜わ〜〜い〜〜い〜〜!!可愛すぎるよ部長!
たまらん!大好きだっ!!このイラストも!!(〃▽〃)

あぁ〜〜〜〜やっぱり部長写真買えば良かった!!(>_<)
ってか、あれって大石の計画?原作では実際に手塚がやった事・・・じゃなかったのか?!(笑
それにしても、ミナミッキー手塚(笑)は天然入ってるみたいで良い!あれは演技というより地だと思う(〃▽〃)


するとスーッと何かに押し出されて出てくる切り株(爆笑


桃城「うぉぅっ!?いつの間に!?
(爆笑)よぉ〜〜っし!」

切り株から距離をとってサーブを打つ桃城。ドゴッ!と当たる音はすれどもビクともしない切り株(笑
何度かやってみるものの一向に倒れない切り株。ついには掴みかかる桃城(爆笑
蹴っても持ち上げようとしてもビクともしない切り株。桃城vs切り株!(笑


桃城「ふぅ。この辺で勘弁しといてやるよ
(爆笑)よし!6時になったらまたここへ来い!5分前集合だぞ!!

切り株にそんな事言っても〜〜!!(爆笑)6時って夜公演の始まる時間ですね〜(笑
第1ラウンド、勝者切り株でした(笑)そのまま走って下手へ下がっていく桃城。
ステージ上が少し暗くなって、三度大石・手塚が上手から登場してセンターへ。
原作では海堂はどんな内容だったか分からなかったので、どうなるんだろうと思っていたら・・・


大石「海堂も川の中で手ぬぐいで素振りをしてスネイクが打てるようになったって言ったって、お前に比べるとまだまだだよな。お前はボートのオールで素振りが出来るもんな!!


ありえない!ありえないから!!(爆笑
そしていつの間にか下手から登場していた鯨井ちゃん海堂が手に持っていたのは本物のボートのオール(爆笑
BGMに川の流れる音。それを使って川の中で本当に素振りをしようとする海堂(爆笑


海堂「くっ・・・う、ぬぉ、っ、うわぁ〜〜〜〜〜〜!!
オールごと川に押し流されて退場

大爆笑!
鯨井ちゃんの流され方が上手くてお見事で素敵でした!(〃▽〃)
海堂が流されていくのを見ていた大石と手塚(笑
助けようよ!!(爆笑
そして何事もなかったかのように話を続ける大石(爆笑

手塚「大石・・・性格変わったな」

あはははははは!でました名台詞!(笑)天然ストレートな部長が好きです!!(〃▽〃)


3年レギュラー陣が登場。2人の下に集まりました。

大石「あ、それから心理テストもあるんだ!妹から教えてもらった動物占いって言うのがあって、それで見たら菊丸は猫!

そのまんまなんですけどっ!!(爆笑
他のキャラにも何か言ってたような気がしますが覚えていません(^^;ってか懐かしいなぁ動物占い(笑

「大石落ち着いて!」「緊張しすぎ!」
などと皆から突っ込まれます(笑

手塚「・・・結果的に皆に迷惑をかけてしまった。すまない」
河村「何言ってるんだ手塚!誰もお前を責めたりしないよ!」
不二「うん。関東大会勝って全国への切符を必ず手に入れておくから」
菊丸「あれ?そういえばおチビ達は?」

皆が振り返った視線の先では、リョーマ・桃城・海堂がそれぞれ練習をしています。

大石「余計な心配だったみたいだな」
菊丸「ほんっと大石は心配性なんだから!」
リョーマ「そーっスよ。頼みますよ大石部長代理」

そして3人も合流。全員で歌います。

♪Forward, my men!

  信じてるぞ必ず勝つぞ〜 離れていても心は1つ 誰にも切れない この絆

新たな曲でそれぞれソロがありました。
そして、歌の途中ステージから降り、客席右通路を通って退場する手塚。手塚の旅立ちです。
皆で見送りながら歌。飛行機の音が聞えてきて暗転。




そして軽快な音楽と共に新1年トリオ登場!

♪関東大会準決勝だぜ!

  ヘイヘイ! ブランニューな毎日 何だか俺たち新鮮


うわぁ〜〜〜フレッシュだ!!本当にフレッシュな3人だ!!可愛い!でもって、違和感ない!!
堀尾もカチローもカツオも良い!良い感じだ!!(笑
初のキャスト変更の1年トリオ。前任者が3年間で作り上げてきたものを受け継ぎつつ、そのプレッシャーも大きいだろうに本当に頑張っていました!

堀尾は服が新しいとか、カチローは半ズボンが新しいとか、カツオは応援ハチマキが新しいとか(笑)それぞれ自慢しながら歌います(笑
そして挨拶に続き、緑山戦をそれぞれ歌とダンスで説明します!その試合の説明の時に、1年トリオの後ろでそれぞれ青学レギュラーが試合をしているように動いていました。
リョーマのシングルス。乾・海堂のダブルス。菊丸・桃城のダブルス。

「3連勝で青学ベスト4進出!全国大会行き決定だ〜!」
「ねぇねぇ!次に対戦する六角ってどんな学校?」「こんな学校!」

パッ!とライトがステージ上手奥に当たると、そこには六角の面々が勢揃い!
うわぁ〜〜〜!そっくり!!皆そっくりだよぅ〜〜〜!!凄い!!
特に目を引いたのがやっぱりバネさんとダビデ!本当に本物でした!!本物降臨!!(〃▽〃)


木更津「青学・・・手塚はもうダメだ。更に青学ダブルスの要、ゴールデンペアの大石が登録されていない」
黒羽「おぃおぃ!厄介なヤツは天才と言われてる不二だけかよ?」
樹「ダビデ不二とやってよ!」
天根「ダメ」
佐伯「じゃああのミラクル1年は?」
葵「僕がやりたい!!」


ここらへん誰がどのセリフを言ったのかはあやふやです〜。ダビデだけは確実ですが(笑
六角の歌が始まります!ラテン系のノリノリで軽快なリズムが聞えてきました!そう、サンバ!!
六角の歌はサンバでした!!(爆笑

♪コートで会おう!

  楽しむためのテニス! 子供の頃から今まで! 好きだからこそ 上手くなりたい!

これまたテンポがよく覚えやすい歌でした!ダンスも面白くて、六角の仲の良さやチームワークがすでに伺えました!
皆歌も踊りも上手くて本当に良くまとまっていました!!まさに六角!!凄かったです!!
そして!ラケット!おじぃ特製ウッドラケット!!本当に皆それぞれのラケットで、この世に1本しかないという芸術品です!!凄かったです〜〜!ダビデは本当に長いラケットだったし!!感動です!!
六角の歌が終わって暗転。


最初六角がいたベンチのところに、今度は青学メンバーが全員揃ってお昼を食べていました。
端っこにいる海堂が!!ちょこんと正座していたのが可愛くて!!(〃▽〃)
不動峰の神尾が山吹の千石をタイブレークで破って準決勝進出を決めたと報告が入り、その後六角の噂話が始まりました。氷帝100人斬りの噂、そしてそいつはとんでもなく長いラケットを使うとか。

菊丸「そんな事ある訳ないって!あ、分かった!氷帝応援団100人なんじゃにゃいの〜!?にゃはは〜」

笑い方話し方も可愛くて可愛くて〜〜!まさに瀬戸丸は菊丸でした〜〜!(〃▽〃)

そこへ大石が上手から登場。
「九州にいる手塚からメールが来たぞ〜!」「なんて?!」と大石に駆け寄ります。
その時聞き覚えのあるイントロと共に、突然下手から出てきた台。その台の上に立って腕を組んでいる手塚。

   
 手塚「油断せずに行こう〜〜♪」チャチャ〜ン♪
↑このフレーズだけ歌って台ごとすぐ下手に引っ込む。


大爆笑。何なんですかそれは!その演出は!!部長〜〜〜〜!!美味しすぎる!!(笑
まさに「それだけか〜〜い!!」って心の中で盛大に裏拳ツッコミしましたよ!!(爆笑


神尾を冷やかしに行こうとリョーマを誘おうとする桃城だけど、肝心のリョーマは見当たらず。
代わりにタカさんが、波動球を真似た事を石田に謝らないと行けないから一緒に行くと言います。

桃城「タカさんほんっとホント律儀っスね!さぁてデザートデザート!」
河村「何それ?」
桃城「ババロア美味そ〜!さっき越前から取り上げてきたんすよ!」


桜乃ちゃん達がいなくても不自然なく登場のババロア(笑

そして下手からバネさん・ダビデが登場。お互い気付かず・・・というか桃城が気付かず(笑)すれ違いざまにぶつかります。ババロアを落とす桃城。
次の瞬間華麗なラケットのスゥイングでババロアを拾うダビデ!!実際にちゃんとラケットにのってます!!
というか、最初からラケットにマジックテープで固定してあって、桃城が持っていた方は転ぶ時に見えないようにサッと隠したようです(笑
そして・・・


天根「ジジィが食ってもババロア・・・・・・プッ!!」

ご存知名台詞!(笑)そこへこれまた華麗なバネさんの蹴りが!!長い足が!!宙を裂きます!!
いやもうこれがお見事でしたよぅ〜〜〜!惚れ惚れしました(〃▽〃)
2人とも本当に声もまた良い感じなんです!!バネさん!!やっぱり特にバネさん!!(〃▽〃)
そういってダビデを蹴散らした後、ダビデのラケットに張り付いているババロアをベリッと剥がして取って(笑)
「ハイ悪りぃ。勘弁な」と桃城にババロアを渡しました(笑
剥がす時の音が凄く聞えて、それがまた会場の笑いを誘っていました(笑


桃城「とんでもなく長いラケット・・・コイツか!?」


天根「バネさん!!ちょ、ちょっと!タンマ!!」
黒羽「うるせぇこのダビデがっ!!聞き飽きたぜ!!」


その場はそれでお互い上手下手へとはけて行きましたが、タカさんが退場しながらババロアの底を見て触っていたのが面白かったです(爆笑
そして次に下手奥から並んで登場したのは彼方佐伯と不二!

学校を越えた2人のやり取りっていいですよね!幼馴染だし!それにしても・・・この2人本当に素敵な2ショット!
うわぁ〜〜〜(〃▽〃)

不二「聖ルドルフの木更津君も元々六角中にいたよね?」
佐伯「あぁ、よくしってるじゃん不二。聖ルドとの練習試合、左殺しの裕太君の気迫ったら凄かったよ。でもあんなテニスやってたら腕痛めちゃうよね」
不二「だから負けてくれたんだ・・・」
佐伯「どう?裕太君と仲直りした?」
不二「うん。ありがとう」


原作では不二の「ありがとう」のセリフはなかったのでちょっと新鮮でした(笑

佐伯「あ、そうだ、聞いて驚くなよ不二。今年のウチの部長1年だよ!」
不二「クスッ。それってあんまり自慢にならないんじゃ・・・」

あいばっちは本当に不二君です!この時の笑い方と来たら!!(〃▽〃)

佐伯「まぁそう言うな、おじぃが決めた事なんだし。とにかく半端じゃなく上手いぞ。氷帝100人斬りの天根と互角に渡り合ったんだから」


ここで下手手前から走って登場したのは剣太郎。


葵「あ、いたいた!おーいサエさん、そろそろ試合だよ!」
佐伯「分かった。それじゃあコートで会おう!」
不二「うん」


サエさん爽やかに退場・・・とは行かず、
呼びに来たくせに「あぁ〜〜〜!不二君だぁ〜〜〜!本物だぁ〜〜!!カッコイイなぁ〜〜〜vv」とハートマーク付きで言いながら立ち止まっている剣太郎の首根っこを捕まえて引きずるように退場(爆笑
う〜〜ん、いいなぁ〜〜!表情は笑顔で「ハイハイ分かった分かった。行くよ?」って感じだけど、行動は有無を言わさずってのがまたサエさんらしい(〃▽〃)(笑(お

手を振る剣太郎に、これまた素敵な微笑を浮かべながら手を振り返す不二君。
うわぁ〜〜〜〜!素敵だ!!(〃▽〃)

見送った後、
「青学にもいるんだけどね、スーパールーキー」と笑顔を浮かべながら言い、上手へ退場。
ステージ奥でいびきをかいて昼寝をしているリョーマにピンスポが当たり、暗転。
そしていよいよ六角戦の始まりです。
円陣を組んで気合を入れる青学メンバー。


大石「いよいよ関東大会も準決勝!相手は千葉の古豪六角中だ!ここまで進んできた自分たちの力を信じよう」
全員「青学ーーーーーっ!ファイオーーーッ!」


審判の試合開始のアナウンスが響きました。
下手側が六角ベンチ。上手側が青学ベンチ。
ネットは下手奥から上手手前へ、ステージを斜めに区切る形で置いてありました。






第1試合 ダブルス2 河村・桃城 vs 黒羽・天根


桃城「さっきはどーも」
黒羽「そーか、お前たちかい!」


手前のコートにバネさんダビデ。奥のコートにタカさんと桃城。
改めてネット越しに対面して話す2人。そして1年トリオがダビデの長いラケットに気付いて驚きます。

天根「また目立っちまったぜ」
黒羽「まんざらでもねーんだろ?ダビデ」


♪シャバダバダビデ

シャバダバダ〜シャバダバダ〜
って歌っていました(笑)シャバダバダ ダビデ〜とか(笑
この曲中に2回ダジャレを言うのですが、これが日替わりで違っていたようです。私の観たこの回では・・・

  
「どう思う?バネさん?」
  「まぁ、クールなんじゃねーの?」
  「クール、クール(髪の毛を指先でクルクルと丸めながら)髪の毛クールクル。・・・プッ!!」


  
「どう思う?バネさん?」
  「・・・まぁ・・・クールなんじゃねーの?」
すっごく嫌そうなのがツボ(爆笑
  「クール、クール(腰をかがめて、痛そうに腰を擦りながら)こ、腰にくーる・・・プッ!!」


そんな歌の合間にダジャレ、ダジャレの合間に歌・・・どっちが正しいのでしょうか?(爆笑
とにかく面白かったです!最高でした!!(^^♪後ろで踊ってる六角メンバーも素敵です!

青学ベンチでは菊丸と不二と大石がなにやらリズムをとって楽しげでした(笑

乾がラケットの長さの規定を説明し、続けて不二が、六角の皆は子供の頃から自分にあったラケットをおじぃに作ってもらって遊びからテニスを学んでいった等と話していました。

河村「オラオラ来いよバーニング!!よっしゃぁ!小僧カモーン!!フンッ!!」←最後自分の胸をドンと拳で叩く

この時のタカさんのテンションが異常に高くて本当に凄くて面白くて、会場は笑いの渦でした。いつまでも笑いが消えなくて次のバネさんのセリフが聞えないくらいに(爆笑
この時のタカさんの動作とかセリフ、誰かの真似だったんでしょうか?やたらウケてたので地元ウケするネタだったのかなぁとも思ったのですが、良く分からなかったです(^^ゞ

黒羽「テンション高いあんちゃんだなぁ・・・(ホントにね!(笑)どっちが勝っても恨みっこなしだぜ!」

サーブを放ちます。
学バネさん身長もあるし本当に迫力あるフォームでした!
打球は体に当たり倒れるタカさん。

桃城「とんでもないビッグサーバーがいたもんだぜ。だがパワー勝負望むところだぜ!」

桃城もジャックナイフで応戦します。
ダビデの長いラケットじゃ、届いたとしてもラケットが折れるか弾かれるかするだろうと思っていた青学陣でしたが、苦もなくポーチされ驚きます。
フォローに入っていたタカさんの波動球も、またしてもあっさりダビデに返されポイントを奪われました。
俄然押しまくる六角に5−0でリードされ防戦一方の青学。

乾「こうも相手のパワーを見せ付けられるとは・・・」
海堂「チッ情けねぇ!1ゲームくらい返せねーのかよ!」


ダビデはダジャレも絶好調で、試合中にも当然いいました。
「スマッシュしまっす」「好調も好調、校長先生」(笑
もちろんその度にバネさんが華麗なツッコミを入れます(笑

樹「何で髪の毛乱れてるの?」

おじぃのセリフは樹ちゃんが言いました(笑
いつもは不自然な程に乱れないダビデの髪が乱れているという事は、
「それだけダビデが必死だった」と六角ベンチも気付き声が上がります。
そして対する青学の2人は、闘志を燃やして腕まくりをしました。

リョーマ「2人ともあくまで自分達のテニスで勝つつもりっスよ」

「もう0−5で後がないのに〜」
と心配そうに1年トリオが言います。しかしそれがどうしたと言わんばかりの桃城。

桃城「パワーで勝つ」

♪Power is the best!

  Power Power Power Power is the best!
  攻撃は最大の防御! 

この曲のイントロが始まってすぐ、ベンチに並んで座っていた菊丸と不二が、腕を糸巻きみたいにグルグルグルグル回して(笑)リズムをとっていたのです!
これがもう!可愛くて可愛くて!!本当にラブリーでした!!(〃▽〃)
最初、タカさんと桃ちゃんでパワー、パワーと、交互に歌っていきました。そして2人で一緒に!
パワーで総てを凌駕するって感じでコート内で歌って踊ります。時には六角ベンチにまで乗り込んでいって(爆笑
とてもパワフルでカッコよかったです!
歌が終わって試合再開。2人力を合わせて1ゲーム奪います。

黒羽「おもしれー!あいつ等ここへ来てなお真向勝負でくるか!望むところだぜなぁダビデ・・・」

そう!ダビデがゴムで髪を結びました!1,2回結びなおしていましたがやりにくかったのでしょうか?(笑

そして
「タカさん、アレやってもいいですか?」から、くせもの全開の桃城。
一か八かのポーチに出たと思ったら今度は下がって2バック陣形と、揺さぶりをかけてきます。
乾曰く、桃城の
「誰よりも冷静に周りを見れる洞察力」に翻弄された形になったダビデとバネさん。

黒羽「ダビデ、俺の頬っぺたビンタしろ」

冷静さを取り戻す為、自分に気合を入れる為に言います。
言い終わるか終わらないかくらいの時に、バチーン!!と、それはもうもの凄くいい音が響きました!
マジで思いっきり叩いてましたよ!!(笑
この後、コートチェンジして六角の2人が上手奥、青学の2人が下手手前へと入れ替わりました。

樹「へぇ〜あの2人でもプレッシャーとかあったのね〜」
佐伯「それだけギリギリの勝負をしてたって事。でももう迷いは無くなったね」

「桃城の作戦にまんまと引っ掛かった」「アレなんて桃城には最初から無い。ハッタリだ」
と迷いの消えた2人。
前のようにそう簡単に行かなくなったと分かった時、

桃城「タカさん!今だぁ!!」

渾身の叫びに答えるかのように、タカさんの渾身の力を込めた波動球。
ダビデ・バネさんのラケットが綺麗に吹っ飛びました。
この時のタカさんのフォーム、片手の波動球から見事にダッシュ波動球に繋がっていてパワフルでした。波動球は確実に受け継がれて進化していました。良かったねコニー!ちょっとホロリ(T^T)
六角の2人のラケットの飛ばし方も凄かったです!

黒羽「河村の方だったとはな・・・奴等にまんまと引っ掛けられた」
天根「何だアイツ、あんな切り札持ってたのか」
黒羽&天根「このやろう!」

暫くラリーが続いて、最後ダビデの打球がアウト。ゲームセットウォンバイ青学7−6。
審判のアナウンスが流れ、パワフルに拳をあわせるタカさんと桃城。
「結局アレ以降ダッシュ波動球打たなかったな。俺達警戒してたのに」というバネさんに対し「あんな球1試合に1回以上打ったら腕痛めちゃうよ」と笑うタカさん。

黒羽「すげーなお前ら。負けたぜ!」
桃城「どもっ!」


ガシッと肩を組んでそう言いながら、バネさんが「うりゃっ!」って感じで桃ちゃんの頬っぺたをグリグリしたりつねったりしていました(笑)やり返そうとする桃ちゃん(笑)
じゃれあってて可愛かったです〜〜〜!

続いてD1のメンバー発表。菊丸と不二が前へ出ました。六角は佐伯と樹。
ここで不意に暗転。



薄暗い中、1人2人とステージを走り抜けていく影。そう、氷帝メンバーの登場!!
走り終えた後のハァハァという荒い息遣いが聞えてきて、全員ステージに集合。
呼吸が整ったのを確かめるような一瞬の静寂の後、跡部の歌声が響き始めました。

♪REMEMBER HYOTEI

  Remember Remember  氷帝〜


跡部から始まり皆が次々に
「リメンバー」と歌いだし、輪唱のように綺麗に広がりを見せるコーラス!
アカペラで!!
鳥肌が立ちました(>_<)本当に見事でした!凄かったです!!

そしてアカペラが終わると曲が始まり、全員またダッシュでステージを走り抜けたり、ラケットを使って腕立てをしたりしていました。

  
跡部「よもや忘れちゃいまいな、俺達の事を〜」

そんな歌詞で始まりましたが、いやもう心の中で盛大に突っ込みましたよっ!!
忘れる訳ないじゃんっ!ってか、忘れられるもんかっ!!
(>_<)

きっと同じように思ったファンの方多数だと思います(笑

その後それぞれのソロが続きました。他のメンバーは踊っています。ダンスがまたカッコいいんです!!
でもそのダンスの途中に、氷帝ミュの『榊の部屋』ばりのタンゴみたいなのを踊ったんです!!2人一組で向かい合って!!
跡部&樺地 忍足&岳人 鳳&宍戸 ジロ&日吉で(爆笑
何故に?!いやもう、なんともはや、凄かったですよ!!(爆笑
笑いが込み上げて来たり萌えたり・・・いろんな意味でずっと鳥肌が立ちっぱなしでした!ゾクゾクしました!!(〃▽〃)

 
 跡部「主導権は渡さない」
  忍足「いつもクールに装うポーカーフェイス」
  宍戸「ダサいのだけは勘弁」


・・・スミマセン。後覚えていません(爆笑>何この差は
でも何から何まで氷帝っぽい、それぞれのキャラっぽい、またしてもナイスな歌詞でした!

  
We are HYOTEI! We are still NO.1!

本当にNO.1だよ貴方達は!!(いろんな意味で(笑)
でも本当に本当にカッコよくって・・・涙が出そうでした。心臓バックバクでした。
1年前と比べて更に自信溢れる、誇り高き氷帝メンバーがそこにいました。その姿まさしく威風堂々。

誰がなんと言おうと彼らが氷帝。本物です。いや、誰も文句の付けようもないでしょう。キャストの誰か一人が欠けていたらこの完璧さはありえなかっただろうと思います。
かとべ様もタクミ君もケンケンも伊達君もルイルイもタクヤくんも河合君も鷲見さんも!!皆本当にキャラになりきってくれていた。キャラを大事にしてくれていた。キャラを愛してくれていた。想いが伝わってきました。
彼らは原作を超えた!!去年氷帝戦を観た時には、彼らをモデルに原作を書いたかのような錯覚すら覚えました。
本当に皆大好きだっ!!

歌い終わり、最後の最後に跡部が問題発言をしてくれました。

跡部「待ってろよ、手塚」


  =第1幕 完=


どんだけ手塚好きなんですか貴方はっ!!(爆笑(おぃ
ちなみに、跡部がここで呼びかけた「手塚」とは南手塚ではなく、私の脳内では城田手塚で固定されています(笑(お
それにしても本当に凄い終わり方してくれました(爆笑
そしてやっぱり氷帝は、跡部様は、美味しいところ全部掻っ攫って行ってくれました(爆笑
六角戦が綺麗さっぱり飛びましたよ?!