ミュージカル テニスの王子様 〜 The Imperial Match 氷帝学園
2005.8.18(木)14時開演 メルパルク大阪 メルパルクホール
この色はその場面の状況。
この色はキャストの台詞。
この色は歌詞。
この色は管理人の心の声や感想やツッコミ等。
第2幕 〜 関東大会 青学vs氷帝 - D2・D1
幕があがり、場面は関東大会会場。
上手側に青学レギュラー陣が集まっていました。
桃城は芋ジャにハチマキを巻いて、青学の応援団旗を掲げています。本当に重そうな大きな旗でした!
でもとっても生き生きとして元気で素敵でした!ホント、加治君も桃ちゃんだなぁ〜(〃∇〃)
1年トリオから「桃ちゃん先輩すげぇ〜〜!」など声が上がります。
桃城はハチマキを1年トリオに手渡しますが、やはり「え、えぇ?」という微妙な顔をしていました(笑
桃城「氷帝は200人以上でぐるっと囲んでくるから、負けないように応援するぞ!」と更に気合を入れます。
菊丸「そういや遅いな大石〜」
そう、この場に大石1人がいません。
リョーマ「子どもが生まれそうな妊婦さんでも助けてるんじゃないっスか?」
「あほかっ!」と周りからしっかりとツッコミが入りました(笑
そこへ手塚の携帯が鳴り、取ると大石からでした。
手塚「何?子どもが生まれそうな妊婦さんを助けて近くの病院にいる?」
河村「さすが大石。本当だろうね」
不二「うん」
リョーマはバツが悪そうに俯いていました(笑。桃城が「代わりに病院に行ってきます」と、走って退場。
1年トリオが何かしているなぁと思ったら、カツオに触覚前髪付き(笑)の水泳キャップをかぶせていました!(爆笑(原作ではマジックで前髪部分を書いていましたが、水泳キャップにすでに付いていたようです(笑)
それを見たレギュラー陣から「無理無理」とあっさり却下(爆笑
全員下手から退場して暗転。
場所が変わって病院らしく、中央に置かれた長いすに大石が座っていました。上手から走って桃城登場。
「自分が代わりにここにいるから行って下さい」と言うも、一向に動こうとしない大石。
桃城「・・・まさか」
大石「あぁ、右腕をやっちまったらしい」
動揺が隠せない桃城に、大石は静かに着ていたジャージを脱ぎ「青学を頼むぞ」という言葉と共に差し出しました。受け取れないと断る桃城に「早く行け桃!時間がないぞ!・・・俺を引退させるなよ」と送り出す大石。
うぅ〜〜〜!切ないよぅ〜〜!(>_<)
大石「英二に悪いと一言伝えてくれないか。それから・・・いいハチマキをしてるな」
桃城はハチマキを差し出して上手に走っていき、1人残された大石が自分の心情を歌いました。
♪夢をつなげ
バラードでしたよ!?
ズッキーは山吹戦の時よりも歌が上手くなっていました!本当に皆成長著しくて感動です!!
再び関東大会会場。レギュラー陣が桃城の到着を待っていました。
菊丸「おーい桃!早くしろ!!」
手塚「ウォームアップは充分のようだな」
リョーマ「暴れてやりましょうよ、桃先輩」
桃城「あぁ」
不敵に笑った桃ちゃんがカッコ可愛かったです(〃∇〃)
そしてそのまま氷帝戦のオーダー発表。「リョーマ君が補欠?」と1年トリオがざわつきます。
乾が「樺地のパワーに対抗できるのは桃とタカさんだけ」と説明します。
タカさんが「大丈夫かなぁ・・・」と自信なさげに言いますが、不二君に「この日の為にアレ練習してきたじゃない」とラケットを渡されしっかりバーニングになり強気発言(笑
乾に「いいな越前」と言われて「選択権ないんスすけど」とちょっと拗ねているリョーマが可愛いですっ!
手塚「あいつにダブルスをやらせる訳にはいかない。それだけだ」ごもっとも(笑
不二「とっておきの切り札だね」そう言って笑った不二君は、実に楽しそうでした(笑
手塚「アクシデントはあったが、勝って全国へ行くのは我々だ!・・・さぁ、油断せずに行こう」
ぎゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(〃∇〃)
そしてついに氷帝コールが会場に響き渡ります!
スピーカーから聞こえてくるのですが、それがものすごい人数がいるような臨場感があってドキドキしました。
いよいよ忍足と向日の登場です!
忍足「勝つんは氷帝」 『勝つのは氷帝』
向日「負けるの青学」 『負けるの青学』
下手から忍足、上手から向日が出てきました。そしてこの台詞を、歌うようにメロディーにのせて何度も繰り返していると思ったら、そのまま歌に変わりました!
♪勝つのは氷帝
うわぁ〜〜〜〜〜!!うわぁうわぁうわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!もうどうしましょうっ!?
斎藤おっしー、いい声だし、上手いですよ歌も!!ぎゃぁあぁ〜〜〜〜〜!!!(〃∇〃)
塁斗ガックンは声高めだし、いい感じにハモっていましたよっ!?
でもでも、斎藤おっしーの高音も綺麗でした〜!・・・やばい。もう、もう目が離せない(〃∇〃)
2人が歌っている間に他の氷帝メンバーも登場!
そのまま下手側のベンチ等(階段状になっている観客席)にそれぞれ座りました。
当然跡部様はベンチ。その背後には立ったままの樺地。跡部の横に宍戸が座り、宍戸の斜め後ろに控えめに立っているのは長太郎(笑
ジローは階段状になっている所の一番下辺りにちょこんと座っていて、日吉は一番上に、どことなく斜に構えた感じで立っていました(笑
第1試合 ダブルス2 菊丸・桃城
vs 
忍足・向日
下手側手前に忍足と向日。ネットが斜めに張られていて、対角線上(上手ステージ奥)に菊丸と桃城。
忍足「お前ホンマにレギュラーやったんやなぁ」
忍足のそんな発言に何も答えない桃城。でも強い視線は真っ直ぐ向けられていました。
向日「おい侑士。こっちはアクロバティックで有名な菊丸だぜ?・・・上には上がいるって事を教えてやるよ」
そう言って向日は挑発的に笑いました。
試合開始です。青学・桃城のサービスから始まりました。
「えぇサーブ打ちよるなぁ。けど・・・打ちごろやんなぁ!」と忍足があっさり返します。桃城も負けずに返しましたが、そこへ向日がピョンと綺麗に横向きに飛んでボレー。
おぉ〜〜〜!アクロバティック!ムーンサルトに見えるっ!と、妙に感動しました。
その向日のプレイに圧倒される事なく菊丸がアクロバティックで反撃。ボールは向日の横を抜きましたが、「まかせとき岳人!」としっかりカバーする忍足。しかしその動きを読んでいた桃城が忍足をマークします。
「あかん!」そう言いながらロブで逃げ、ボールは菊丸の後ろに。0−15。氷帝のポイント。
ガックンは肉体労働専門。おっしーは頭脳労働専門といった感じで、役割分担されているようでした(笑
ガックンがピョコピョコ飛んでいる間、おっしーはしっかりと試合の状況を説明していました(笑。でもそんな所も本当にこのダブルスの特徴だと思うので、見ていて「うわぁ〜〜本物だぁ〜〜〜」と惚れ惚れしていました。
忍足「ビビらさんといてぇな。ダブルス出来るんやん桃城」
ぎゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!(〃∇〃)
・・・すみません。3次元からリアルタイムで次々に飛び出す忍足の台詞に、どうしても過剰反応してしまいました。はい(〃∇〃)
桃城「どーも。・・・言ってくれるぜ。冷静に判断して英二先輩の死角を狙ってくるとは」
そんなやり取りをベンチから見ていた跡部様。「大石はどうした。急増コンビじゃうちのダブルスには勝てねぇぜ」とつぶやきます。
菊丸のアクロバティックを見た向日はプライドを刺激され、その場で何度もピョンピョンと飛び上がります。
この飛び跳ね方がもう凄いですっ!!本当にガックンでしたよっ!!
PS2のゲーム『Smash Hit』をプレイされた方ならそれをイメージして下さると分かりやすいと思います。あのゲームのガックンのその場での飛び跳ね方まんまでしたよっ!!
そしてラリーは続き、試合は氷帝有利。
アクロバティック対決は向日が菊丸の上をいっていて、更に勢いに乗ります。
客席に響く氷帝コール。このコールのお陰もあって、本当に試合を見ているような錯覚に陥りましたよ!!?
本当に原作の彼らの試合をこの目で実際に見て、応援しているような気に・・・。凄いです本当に(>_<)
青学はサービスゲームを落とします。
向日「おぃ菊丸。もっと跳んでみそ」
名台詞が出ました!言い方がこれまたもうガックンそのまんまでした!!
そして、それを聞いていた青学ベンチがざわつきました。「え?何味噌?」と1年トリオに突っ込まれ(爆笑、「うっ」と言葉に詰まっていた向日が可愛かったです〜!(笑
いっその事「赤味噌だよ」とか「八丁味噌だ!」とか「白味噌かもね〜」とか返して欲しかった(笑(おぃ。でも可愛かったからOK(笑
流れを変えるべく桃城がジャックナイフを放ちます。辛うじてそれを返した向日でしたが、大きくロブが上がり、それを更に読んでいた桃城はダンクスマッシュを打ちました。
決まったと思っていたそれを、綺麗に返したのは忍足。そう、忍足の羆落としが炸裂しました。
ぎゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!か、カッコイイんですけどっ!!!(〃∇〃)
跡部「忍足侑士。奴がウチの天才だ」
ぎゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!(〃∇〃)>うるさい
萌え死にそうでした。いや、すでに瀕死でした。
不二君とはまた一味違う、華麗でカッコイイ羆落としポーズを見て、悲鳴を上げそうになるのをグッと堪えるのがどれだけ大変だった事かっ!!・・・いや自覚がないだけで悲鳴上げていたかも知れません(>_<)
そして、普通は『氷帝』と書いて『ウチ』と読みますが、最近この台詞は『俺』と書いて『ウチ』と読ませても間違いじゃないように思えてきている私です。・・・えぇ、はい。すっかり色々と影響受けています(^^ゞ
忍足「自分らオモロイやっちゃなぁ」
向日「珍しいじゃん侑士。マジでやるなんてよ」
ここからあっという間に青学は押され始めました。
「相手の方が1枚も2枚も上手だね」見守る青学メンバーからそんな声が聞こえました。
桃城が何とか流れを引き戻すべく、次の打球が返って来たらドロップを打とうと思っていたのを、今度は忍足に読まれていました。打球は返ってこず、逆にドロップを打たれてしまいます。
忍足「攻めるん遅いわ」
ぎゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!(〃∇〃)
チェンジコート。
上手奥に忍足・向日。下手手前に菊丸・桃城が移動しました。
菊丸が「ダメだ、強すぎ・・・」と諦めかけ、このまま氷帝有利に進むかに思えたその時、突然青学のベンチの一番上に大石が現れ、歌いだします。
♪3人でダブルス
さぁ挽回だ!大丈夫だよ英二〜
菊丸の回想のようです。しかしそれで元気が出た菊丸(笑
その同じメロディーにのせ、菊丸が歌って踊ります。当然桃も一緒に(笑
さぁ挽回だ!大丈夫だよ桃!
桃城「エージ先輩!」
菊丸「全部大石の受け売りだけどねん!」
「まだまだこれからっスね」と笑いあいます。
いいなぁ〜2人のこの上下関係あっての仲の良さが好きです(笑
歌っていた大石が、気が付いたらコート(しかも氷帝側)に入ってきて、向日をかなり勢いよく突き飛ばしました(爆笑(酷。見事に綺麗に吹っ飛ぶ向日(笑。そしてそのまま氷帝コートに大石、手前の青学コートに菊丸・桃城で3角形のフォーメーションを作って歌って踊ります。
試合を中断され、オマケに突き飛ばされた向日は、大石を指差して忍足に詰め寄って愚痴を言っているようでした(爆笑。忍足は「大丈夫か?」と心配しつつ「何でアイツ(大石)がここにおんねん」というような顔をして、時々首をかしげていました!(爆笑
あ〜もうっ!愛しすぎる!!向日も忍足も『こんな時は絶対こんな事するだろうなぁ〜〜』っていう行動をしてくれて、見ていてどうしようかと思いましたよ?!
本当に本人ですよぅ〜〜〜〜!!!もうすでに何度目か分からない感動(>_<)
そして大石をラケットでツンツンして追い出したガックン(笑。氷帝の2人がやっとコートに入れて(笑)一緒に踊ります。歌っているのは青学の2人だけ。
ここらへん歌詞も覚えていなければ、ライトがはっきりと当たっているはずの青学の2人を見た記憶もありません(苦笑(おぃ。青学好きですよっ?!で、でも氷帝も好きなんですよぅ〜〜!!視線はもう奥の2人に釘付けでした(^^ゞ
塁斗ガックンの踊りが上手いしちょこちょこしてて可愛いし、何よりほとんど無意識に斎藤おっしーを目で追っていました(〃∇〃)>重症
そして、『大石からのもう1つの伝言』を実行する2人。オーストラリアンフォーメーションです!
「出来るのか?桃に」「急増コンビだぜ?無理じゃないか?」青学ベンチからも不安の声が上がり、氷帝ベンチの跡部様は「桃城のヤツ大石の代わりをやるつもりか」とつぶやきます。
しかし、これが予想外にいいコンビネーションでポイントを重ねていきます。
「菊丸のヤツ大石のポジションで桃を動かし、ゲームメイクを始めているよ」「えぇ!あの菊丸先輩が?!」「あえてアクロバティック対決を捨て、桃の跳躍力・高さを活かしてるね」青学ベンチから様々な声が上がります。
桃城と入れ替わって後衛のポジションに行ったり、ムーンボレーを放ったり。先輩として桃城を頑張ってサポートしていく菊丸。カッコ可愛いです〜〜〜!(〃∇〃)
跡部「一気に3ゲーム連取か。あのオーストラリアンフォーメーションからコンビネーションが何故か格段に良くなってるぜ」
試合は4−3で氷帝リード。「急造コンビであんな上手くいくはずがない」と首をかしげながらも応戦する忍足と向日。ブツブツひとり言を言っている桃城を見ていた忍足は、口だけでポーチに出ないと踏みましたが、桃城はポーチに出て打ち返しました。
桃城「うっし!大石先輩の言った通り!」
ここで腕まくりする桃城。そしてステージ背後のスクリーンに『ダブルスを制する36ヶ条』が映し出されました。桃城の腕に書いてあるという表現です。凄い!
ついに青学は4−4で追いつきました。
チェンジコートの前、菊丸が腕を真っ直ぐに突き出しました。側にいない相手と拳を合わせるかのように横へ真っ直ぐ。同じく桃城も。その腕の先には、青学ベンチに戻ってきた大石がいました。
う〜〜〜!感動のシーンですね!(>_<)
跡部「奴らは2人じゃねぇ。3人でダブルスをやってやがる」
ベンチの跡部様はこのように時々話すのですが、その一言の大きさというか、重さというか、存在感というか。
跡部様の声が聞こえると、斎藤おっしーから目を離せない私もパッと跡部様を見ていました(^^ゞ
コートを移動して下手手前に来た忍足と向日。向日はネット際で肩を大きく上下させていてしんどそうです。
忍足が時々様子を見るように向日の側に行って話しかけていました。が、「大丈夫」と言いたげに何度も首を横にふっている向日が可愛かったです!!
うわぁ〜〜!さっきの大石に飛ばされた時といいこの時といい、忍岳好きには色々とたまらんでしょうね!(笑(おぃ。それを除いても(笑)こういう細かい気遣いおっしーはしそうですよね〜〜!ダブルスパートナーとしての信頼が伝わってきます!
体力が落ちた向日を、温存していた菊丸のアクロバティックが上回り始めました。
跡部「接戦になることくらい考えておけっての」
宍戸「相手をナメてかかるとこうなるんだよ」
跡部「しかし氷帝1のくせ者がこんな試合展開満足する訳ねぇだろ。ヤツはゲームを知っている」
・・・跡部様がおっしーを褒めるような発言をすると嬉しくなってしまうのは何故でしょうか(^^;
いやまぁ、忍跡うんぬんのせいもない事もないと・・・思いますが(苦笑、でもまるで自分が褒められたような嬉しさがあるんですよね(笑(え
「次のポイントが流れを変える」と読んだ忍足はドロップショットを打ちますが、桃城に拾われてしまいます。
次の行動も同様に読まれていて、スライス回転のロブで逃げるも、それも再び桃城に打たれてしまいました。
そして青学に絶好のチャンスボールがあがり、桃城がジャンプ!忍足は羆落としのタイミングを計るかのように腰を落としグッと構えました。この時の忍足のポーズが!これまたカッコよかったですよっ!!(〃∇〃)
しかし桃城はそのボールをスルー。その後ろから菊丸がスマッシュ!
ゲームセット。青学の逆転勝利!
負けてベンチへ下がる氷帝D2。お互い言葉も交わしませんでした。忍足は跡部の隣へ。向日はジローがいた(あ、あれ?いつの間にいなくなったのでしょうかっ!?(^^;)1段目の辺りに座りました。
なんとなく2人に距離が・・・負けたから喧嘩?(笑
って!それより何より!どうしてここで忍足は跡部の隣に座ったんでしょうかっ!?原作では向日と並んで座っていましたよねっ!?なのにどうして〜!?・・・あまりにも素敵な3次元の2ショットに眩暈が(〃∇〃)
上島先生はどこに座れとか指示してるんでしょうか?それともそこら辺は各自に任せているのでしょうか?役になりきって、その役ならどこに座るかとか自分達で考えさせているのでしょうか。・・・でも、そうでなくても、もしそうなら尚更絶対に、誰かがものすごぉ〜〜く勉強しているとしか考えられません!あらぬ方向を(爆笑
あぁ、どなたか真相を教えて下さい〜〜(^^ゞ
氷帝サイドはまさかの負けにざわついていました。
宍戸「おらぁ!うろたえてんじゃねーぞコラ!勝つのは氷帝だろうがっ!!」
コートに入った宍戸が大きな声で一喝!氷帝コールが響き始めました!
不機嫌そうな目元とか、なんかもう凄く宍戸です!!でもあの宍戸さんならではの指1本にラケットを立てるのをしていなかったと思います。ちょっと見たかった。難しいのかなアレ。
第2試合 ダブルス1 乾・海堂
vs 
宍戸・鳳
先程までとネットの向きが少し変わり、今度は上手側手前に青学。ネットを挟んで対角線上(下手側ステージ奥)に氷帝となりました。
氷帝からのサービス。
乾が海堂に「宍戸のライジングに注意だ」等アドバイスをしています。
宍戸は「さぁ長太郎、度肝を抜いてやれ」と、後ろを振り返ります。
長太郎「一・球・入・魂!!」
うわぁ〜〜〜〜〜!!本当にスイングが速いんですけど!!伊達長太郎くん(本当の名前みたいだ(笑)は本当にテニスをやっていたと言うだけあって、フォームが本当に誰よりも綺麗でした!素人目にも感じました!
でもって、まるでラケットを持っていないかのようにスイングが速いんですよ!!本当にボールがコートに突き刺さるように感じました!『速くてボールが見えないというのはこういう事かも〜』と思いました(笑
今まで宍戸の背後に隠れるかのようにひっそりとしていたので(そんな所もそっくりで可(笑)私の目にあまり留まらなかった彼ですが、いやもうビックリして釘付けになってしまいました(笑
あっという間にサーブだけでポイントを取って30−0。ダブルフォルトで青学にポイントを与えるも、結局1ゲーム先取します。
ダブルフォルトになった時の「おっといけね。すみません宍戸先輩」の言い方が可愛かったですよぅ〜〜!!
跡部「アレは樺地、お前くらいしか返せねぇよ。おそらく今大会最速である鳳の必殺サーブ・・・スカッドサーブは」
サーブだけで1ゲーム終わってしまった事に対して乾は「仕方がない」と言いましたが、それで納得する海堂ではなく、「オレは引く気はないっスよ。まずは奴らを黙らせる」と更に気合を入れ、ベースラインまで下がりました。
乾の高速サーブも、毎日鳳のスカッドサーブを受けてきた宍戸には「止まって見えるぜ」と、あっさり返しましたが、そこへ構えていた海堂はブーメランスネイクを放ちました。
ボールはネット横を通って氷帝コートに。氷帝側は驚きでざわめき、青学側は一段と切れが良くなっているブーメランに感嘆の声を上げます。しかし海堂はダブルスコートに入ったソレを満足していませんでした。
乾「飛ばしてるな海堂。なら俺も前半は慎重に行こうと思っていたが・・・攻めさせてもらうよ」
乾はそう言うと、手首にしていたリストバンドを外して青学サイドに投げました。それを受け取った1年トリオは「お、おいこれ、鉛の板が入ってるよ?!」と驚きました。
リストバンドをはずした手首を何度か動かす乾。そういう細かい演技も忘れてはいません!本当に乾でした!
乾のサーブの威力が増し、手が出せない宍戸と長太郎。
海堂「先輩」
乾「おぅ海堂。奴らを黙らせられたかな?」
海堂「ナイスサーブ」
おぉぉ〜〜〜〜〜〜!来た来た来た〜〜〜〜〜!!(笑
あまりの速度に氷帝サイドでも驚きを隠せません。
忍足「大会ナンバー1やと思てた鳳とあんま変わらへんやん」
向日「くそくそ!青学め!」
あぁ〜この言い方!ガックンですよ本当に!!
気がつくと樺地が下手へ下がっていきました。どこへ行ったかは後ほど判明(笑
試合は引き続き進んでいます。
宍戸「馬鹿げたサーブ打ちやがる」
長太郎「スピードなら俺の方が上ですよ。とにかく俺は相手コートに返しますので後お願いします!」
宍戸「頼むぜ長太郎。返してさえくれれば・・・俺が攻めに変えてやるよっ!」
ぎゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!カッコイイ!!カッコイイですよ宍戸!!(〃∇〃)
あっという間にネットについて、青学コートにボールを叩き込みました。
宍戸と長太郎の特訓シーンはなかったのですが、その代わり跡部が「鳳とのラケットを持たない無茶な特訓で〜〜」ときちんと解説していました(笑
跡部「お前ら2人のダブルスに勝っちまっただけの事はあるな」
向日「宍戸の野郎に油断してただけだぜ!」
跡部「油断?だから負けんだよ。バーカぎゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!(〃∇〃)奴らには油断なんか微塵もない」
まるで瞬間移動したみたいな宍戸の動きについていけない乾と海堂。青学サイドにも不安が募ります。
リョーマ「あのカウンターでのライジングは厄介だね」
大石「強いぞ・・・理想的なダブルスコンビだろう。彼らには強い信頼関係を感じる」
この時宍戸と長太郎はなにやら話をしているのですが、(というか、この時に限らずこの2人は試合の合い間合い間に何かにつけてよく喋ったり、拳をコツンとあわせたりと色々しているんですが(笑)長太郎が宍戸のラケットを取り上げてガットを直しているんですよ!!(爆笑
何もそこまで甲斐甲斐しく宍戸の面倒を見なくてもいいじゃないですかっ!(爆笑。いやまぁそれでこそ長太郎なのかも知れませんが(笑。あ〜もう!可愛いっ!!(〃∇〃)いやはや、鳳宍好きさんはやっぱり嬉しいでしょうね!・・・ん?宍鳳?←根本的に良く分かっていないヤツ(笑
そうそう!このダブルスの間(これ以降も)ベンチに並んで座っている跡部様とおっしーがやたらと話をしているんですよっ!2人とも長い足を組んでいて(萌(お)試合を見て何かを言っているという雰囲気なのですが、それを見ているだけでも、なんだかもう、胸いっぱいという感じでした(〃∇〃)(おぃ
我慢がキレた海堂が「好き勝手に動かせてもらう。これ以上ナメられてたまるか」と言い残し、1人がむしゃらに打って出ます。
それはもうコート中を走り回るだけでは留まらず、青学ベンチ、はては氷帝ベンチにまで駆け上がります(笑
海堂らしさが現れていましたねぇ〜。でもホント、鯨井君お疲れ様です(笑
「海堂!無茶しすぎだ!1人でがむしゃらにプレイして勝てる相手じゃない!」青学ベンチから声が上がります。ついにゲームカウントは4−0。氷帝リードのままです。
宍戸「海堂だっけか?悪いが精神力や執念には限界があるんだよ!」
言い放つ感じなんですが、その言い方も本当に宍戸さんでした(〃∇〃)
そのまま氷帝のサービスゲーム。長太郎のスカッド4連発であっという間に5−0に。
ここでチェンジコート。青学の2人が下手奥へ、氷帝の2人が上手手前に移動しました。
「こんな一方的な試合になるなんて・・・」「海堂先輩ずっと走りっぱなしで体力も限界にきてるよ」1年トリオが心配そうに話しています。
宍戸「残念だったな乾。海堂はもう終わりだ」
乾「おい海堂。お前もう終わってるそうだが?」
海堂「データ取れたんスか?」
乾「あぁバッチリな。ご苦労さん」
ステージ奥のスクリーンに、1幕でのランキング戦の時と同様に、何かの数式やら公式やら図形やらがババババーッ!と現れます。そう、データテニスです!
乾「ストレートの確立100パーセント」
返って来たボールを宍戸がどうにか返します。が、
乾「残念だが・・・ボール3個分、届かない」
来た来た来た来た〜〜〜〜〜っ!!この時の乾くん、特にもの凄くカッコよかったです〜〜!!(〃∇〃)
乾「さぁ、反撃と行くか」
海堂「はい」
2人が拳をあわせました。
このシーン大好きです〜〜〜!!(〃∇〃)いやぁ、乾海好きさんの悲鳴が聞こえてきそうです(笑(コラ
データテニスを発揮してやっと乾らしくなってきたと青学ベンチは沸きあがり、氷帝の2人には驚きの色が見えます。
長太郎「俺達のデータをこんな短時間で取れるわけがないよな?!ストレートのロブで陣形を崩してやる!」
乾「海堂。3歩半下がろうか・・・ストレートロブの確立100パーセント」
海堂が本当に3歩半下がりました〜〜!当たり前かもしれませんが、こう、実際に目の当たりにすると感動が(笑
青学はやっと1ゲームを取り返して反撃開始だと盛り上がります。
跡部「データを収集して相手の攻撃パターンを予測してプレイする。あれが青学のブレーン、乾貞治のデータテニス」
忍足「あかんやろあれは。たいした観察力や」
向日「いやなテニスやりやがるぜ」
跡部「なかなかいいコンビぶつけてくるじゃねーか、手塚」
あわわわわわわわっ!!あ、跡部が「手塚」って言いました!初めて言いましたよっ!?なんだなんだ!この衝撃はなんですかっ!?心臓がもの凄く跳ね上がりましたよっ!!?(〃∇〃)
私の視線が跡部から手塚へと移動したのは言うまでもありません(〃∇〃)
試合は続いていますが、コートの辺りが急に暗くなりました。あれ?と思ったら、ステージの一番奥が明るくなり、裕太が上手から登場。
青学の試合を応援しに行こうとしているところらしいのですが、何かにつまづいて転びました。ジローです(笑
裕太「な、何でこんな所で寝てるヤツが・・・って!お前、芥川!」
ジロー「んぁ?・・・あぁ〜〜〜!オメェ不二弟!」
裕太「おぃ!!」
ジロー「・・・ぐぅ・・・」
裕太「って寝るな!!」
ジローちゃんも裕太も可愛い可愛い!!ジローちゃんも本当にもう本人ですよぅ〜〜!!(〃∇〃)
この時下手から樺地が登場してきて、静かにゆっくりと裕太の背後に迫ります(笑
歩き方とか動作とか、なんかもう樺地だなぁ〜〜!って本当に思いました!凄いですよ皆さん!!
裕太「あれ?急に日陰に・・・うわぁ!!」振り返って驚いた裕太は思わず樺地に道を譲りました(笑
樺地が寝ているジローをグイっと起こし、そのまま肩まで担ぎ上げました!おぉ〜〜〜〜〜!!凄いっ!!本当に担いでるっ!!!そのまま下手にさがっていきました。裕太も後を追うように下がりました。
他のルドルフ日替わりキャストはどんな会話をしたのでしょうね?気になります〜(笑
再びステージ手前のコートが明るくなって、D1の試合が動き出します。
長太郎「ジリジリと追いついてくる。なんて奴らだ!」
宍戸「たとえ予測できても返せないモンがあるだろ?」
次の第9ゲームは長太郎のサービスゲーム。
長太郎は今まで一度も返されなかったスカッドサーブを打ちますが、乾に癖まで読まれていて、どうしてもボールがネットにかかってしまいます。
宍戸に「意識せずに正面に打っちまえ。入りさえすれば返せないんだからよ」と言われ、0−40と後がなくなってからやっと相手コートに入れるも、海堂がそれを返しました。
宍戸が拾って乾の後ろに逃げる球を打ちましたが、それすらも計算通り。ベースライン上にいた海堂のブーメランスネイクの為には絶好球。
海堂「濡れた手ぬぐいを振り切る為には、手首だけでなく肩から腕全体を使い無理な力をかけず、自然の力に体を預けるかの如く、無心で振り抜く!」
ついにシングルスコートにブーメランスネイクを叩き込みました!が、宍戸が追いついて根性で返します。
長太郎は転んだ宍戸をカバーすると読んでいた乾でしたが、実際には乾の裏をかいてストレートを返しに動きました。
それを見た乾は直前でスマッシュのコースを変え、ポイントを奪いました。それで4−5に追いつくも、自分のスマッシュが5.3ミリ程出ていたと申告。15−40から再開すると審判のアナウンスが流れました。
この時乾はステージ中央に歩いてきて、審判台に座っている審判を仰ぎ見ている演技をするのですが、氷帝ベンチにいる向日も一緒になって、審判を見上げたり、乾を見たりと、細かい演技をしていました!
そうそう、ガックンは何故だがずっとメガホンを持っているのですが、これが後に色々と役にたちます(笑
その後また少しラリーが続きますが、結局このまま試合は6−3で氷帝の勝利。
ダブルス1勝1敗で、シングルス3へと続きます。
