「ねぇ乾。渡したリスト、手塚が見ない事くらい分かってたんでしょ？」
「あぁ。予想通りだったな」
「やっぱりね」
「え？何でだい？」
「手塚の性格上、俺達にこれ以上つけいる隙を与えない為に、借りを作りたくないと考えるだろう。そうするとまず、俺のデータなどあてにはしない」
「・・・・・・ハ、ハハ・・・さ、流石だね」
「それが分かっててわざとちゃんの指のサイズまで書いてるんだから・・・ほんと性質が悪いよね？」
「・・・（乾先輩・・・どこでそんなデータまで）・・・」
「不二には言われたくないな」
「クスッ。酷いなぁ」
「ふ、２人とも・・・もう少し素直に祝福したらどうだ？」
「いいじゃない大石これくらい。ちゃんを取られた事を思えば。・・・ささやかな復讐だよ？」
「復讐って・・・」
「この２人絶対敵にまわしたくねーよな、まわしたくねーぜ」
「・・・そうっスね」
「手塚の冥福を祈るにゃ〜」
「おいおい、英二！」
「あ、そういえば、何気に酷い事言ってたねエージ？『着替えの途中に』とかなんとか・・・・」
「う゛にゃっ！？」
「後で顔貸してね？（ニッコリ」
「い、いやだにゃ〜〜〜〜〜〜〜っ！！！（脱兎」
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